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崖っぷちの機会 [キャリアや仕事]

崖があったとする。
かなり険しい崖。
力つきて、落ちてしまう人もいるような崖。

でも、それを登ると、ずっと先まで続く明るい広い道が見える。
かなり期待できる道。
色々と分かれ道もあって、色々な行き先をそのうち選べそうな道。

コンパス.jpg

・・・。

自分でその崖を登ることを決断した。
それから1年以上、がむしゃらで崖を登ってきた。
以前の経験がなかなか生かせない。
我慢と忍耐。
不本意な、手足さばきも、やらねばならない。
這いつくばって、泥やほこりにまみれる。
上を先に登っている人のドロも落ちてくる。

でも。

でも、それを登ると、ずっと先まで続く明るい広い道が見える。
かなり期待できる道。

しばらく1年ぐらい登り続けると、本当にそうだと感じてくる。

だって。
ちらっと背後や下を覗いてみると。
それが判ってくるから。
それまで居た、世界の様子が。
ちっちゃい世界で押し合っていたような、窮屈な部屋や建物が。
見える。
ちっちゃく見える。

さて。

さて。
こんな状況に、自分と似た境遇や経験を持つ人を呼び寄せる?
同じ様な価値観を持つ人を。
尊敬できる知人や後輩を。
大切な友人を。
何かプライベート的に頼れるような、頼りになるアイツ等を。

・・・。

こんなに苦しい崖のぼりだなんて。
この歳で、こんな思いとエネルギー投入で、てんてこ舞いを経験するなんて。

いい機会や経験のチャンスがある場所。
崖登りをすればするほど、その手応えを感じている。
あ、これは本物かも、と。

でも、それを心底に感じる前に、崖から谷底に墜落してしまうかも。
いや、その可能性がある。
都会では信じられないような、突風が吹くから。
不本意な突風も吹いているから。

・・・。
少なくとも、自分が、崖をある程度は登った手ごたえを感じてからじゃないと、
誘えない、かなあ。
この崖の上には、抜けるような青空があって
その時空を僕らが満喫できる場所も時間も余裕もある。
そういう証を手にしてなら。

いや、そうじゃない。
自分がしっかり足を踏ん張れる場所を確保してからなら。
それなら、自分なりの方法で、崖登りの後人をサポートできるから。
まだ自分が崖の途中であっても。

遠回りな言い方だなあ。

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